奇跡をよぶ七芒星

優しい雨がたくさん、たくさん降って、六本木にゆっくり、ゆっくりしみこんでいっていた夜。優しい雨がしみこんでいけるように、神様がお昼すぎから雨を止めていてくれたのかもしれないなあ。そんな夜だった、キントレトラジャ単独最終日。

 

最後 ということばの前にきっとかっこがあって、たぶんそこにおなじ言葉をあてはめてしまうひとたちがほとんどだったと、おもう

わたしも例に漏れずそのひとりで、最後、さいご という言葉をどこかで、そうであってほしくないし、そうでないかもと、おもったりしながら、最後という飴玉を口の中でころがして噛みしめることもできずに甘噛みしたり奥ににがしたりしていて。

 

 

こんなにも、はっきりと言葉にできない奥にしまわれているきもちたちが共鳴しあってあつまってステージにむかっていくのを、からだでびりびり感じてじぶんのこころも共鳴していく感覚ははじめてだった

オープニングからいつもよりつよい覇気みたいなものもあった ような気がして

仮面舞踏会、どんなエクスタシーかたぶんけっこうな人数が見えてないのに(本当にごめんなさいだけど、消えたエクスタシー事件だったの、本当に!)見えないエクスタシーに対して、うしろからもものすごい歓声だった、エクスタシーに対する声を出すタイミング!!!っていう共通認識までもすごくて

ギンギラギンの\トラジャ!/コールもさいっこうだったの、ちょっとした覚悟みたいなものとかちょっと目の前の現実に縋りたいような、そんなきもちもまじったようなつよい声だった

たぶんそれだけ、みんないろんなものをはじめから感じていて伝えたくて最高のパフォーマンスにこたえたくて、でもいちばんはたのしくって!歓声にすべてを託していた、感じだった

 

 

ステージの上は本当にこわいくらいずっとずっといつもどおりで、わたしが勝手に感じていた最後の前のかっこなんて、ものすごい杞憂だったんじゃないかなあって、おもえてしまうくらいで

 

夏の王様で、しーくんの胸板にあたまを押しつけて、そこを基点にぐるぐるぐるぐるまわってるみゅうとくんはよく意味がわからなかったけど(笑)、ちょーーーーーーーうたのしそうでかわいくて本当だいすきだった!!!の!!!

そのあとの、混雑した〜で両サイドからスラロームみたいにすれ違っていくとらびすかわいいじゃぱんがもう、かわいくてかわいくて!!!!!

すれ違いざまに にまーーーーって、にたーーーーーーって、にこーーーーーーって、お顔近づけながらたのしそーーーーうにわらってて、ほんっとーーーーうにハピネスでしかなかったの、かわいいが混雑してて

そのあと真ん中に集合してぎゅっっっっとしてるとらびすじゃぱんが世界でいちばんかわいくて世界でいちばん平和で世界でいちばんだいすきだった、こころのシャッター切りまくったよ、こころの中の額縁ど真ん中のいっちばん立派な額縁に入れて飾ってるよ、薄れていってしまわないように手元に切実にほしい!!!かわいくてだいすきでまぶしくって、もうこのまぶしさで目が眩んで明日なんて見えなくたっていいやっておもえる、そんなまぶしさだった

 

みゅうとくんソロのcrazy about you、みゅうとくんがね、今夜君に捧げるこの全てDance for youって歌うの、どう考えてもかっこよすぎるなあ、ずるいなあって思いながら見ていた、ら。ラスサビ前にダダダダダッて盛り上がってくる音に合わせて、視界の端に、忍者みたいに、しゅたたたたたたって、しゅばばばばばって、走ってくる人影が見えて。

えっ?!っておもって視線をうつすと目の前にみやちかくんがいて。確か下手にだぶるかいと、上手にしずかじ、だったかなあ。いつもバックいないのに、えっ?!えっ?!って事態をのみこめないんだけど、弟たちはもうすんごい、弟 で。びっくりしたでしょ、やってやったぜいえーいって感じに、へへってアイコンしたりして、たのしそうに薄暗いステージでガシガシ踊っていて。それは、みゅうとくんのために、みゅうとくんに捧げるDance for youで。

急いでみゅうとくんに視線をうつすと、みゅうとくんがおいおまえらー!なにやってんだよ!って感じにそれはもーーーううれしそうに、おっきくお口あけてわらいながら踊っていて。うわあ、うわあああああああって、みんななってしまって。やっぱり、この公演はみゅうとくんにとってとらびすじゃぱんにとって特別なんだろうって、なってしまって。

弟たちはサビがおわるとすぐはけていって、本当に一瞬の出来事で、一瞬だったけど、真ん中にいるみゅうとくんへ向かうエネルギーがものすごく爆発していて、その中でみゅうとくんがいちばんうれしそうに、たのしそうに、踊っていて輝いていて。いろんなきもちが爆発したビックバンのど真ん中にみゅうとくんがいて、しあわせそうに、わらっていて、ものすごくきれいだった。どんな思いも引き受けてわらってるみゅうとくん、すごくつよくてきれいだった

 

TJ callingで、「例えばそう だいすき><!!!みゅうとくん!」っていうみやちかくんからもーーーうみゅうとくんすきすきだいすきだいすきー!!!!があふれていて。みゅうとくんもだいすきちゃかちゃんって返してくれるの、でもぜったいみやちかくんのほうが軽く10倍はだいすきなの、熱量が…(笑)

冷静に、だいすきって言い合う19歳と21歳のおとこのこってなに???尊すぎる…とおもう…みやちかくんがこんなにもストレートにすき!!!!ってきもちを言葉でぶつけていける相手ってなかなかいないとおもってる、から、みゅうとくんは本当すごいんだよ

「だいすき」の4文字にものすごくすきが凝縮されてて濃かったの、シンプルだけど、飾らないまっすぐでピュアなみやちかくんのすきすきだいすき200%凝縮で、でももうあふれちゃって、わたしもおこぼれもらっちゃって、わたしもみゅうとくんだいすきだよ〜〜〜〜ってめそめそしちゃってた、それくらい4文字にきもちがつまってたの

ドリカムでもみゅうとくんが自分の上に乗っかってくるのをいいことに、お顔から胸やらお腹やら腕やらもうべったべったさわりまくって、自分がみゅうとくんの上に覆いかぶさるターンになったらおしりまわりやらべったべったさわっててwだいすきがあふれすぎてて本当にひどかったの、ひどかったよ、もうわらっちゃうくらいひどかったの!!!!!(笑)

みやちかくんのこと、おふざけパートナーって言ってくれるみゅうとくん、おふざけも受け止めて一緒にあそんでくれるし(逆もあるけど)、でも、おふざけってついてるけど、グループのためにみやちかくんと走ってくれてありがとうって、本当におもっていて。

祭り横アリの公開記者会見で、グループ代表としておしゃべりするターンの時に、最前列に立っていたのはちかみゅで、みゅうとくんどうぞってするみやちかくんに、いや、宮近がしゃべってってしてくれるみゅうとくんとか、まじめな顔でふたりでこそこそって言葉を交わしていたりとか、そういうところで、信頼してパートナーにしてくれてありがとうって、みゅうとくんはどうおもってるかはわからないけど、ずっとおもってたなあって、思い出したりして。

かわいいからだいすきなの、ただのパートナーよりも、いい関係性があらわれてる、おふざけパートナー!!!

 

 

本編最後のGuys前のみやちかくんの「ラストはこれだ!!!!!!!」がもう、すごく叫んでてて、言葉を魂で豪速球で投げてきた感じだった

その鬼気迫るようなきもちを受け取ったし、トラジャひとりひとりの、みやちかくんの、うみちゃんの、あさひの、しーくんの、しめちゃんの、のえるくんの、みゅうとくんの、気迫とおもいがもういたいくらいびりびり伝わってきて、こころが心臓が突き動かされてるような感じがして、こっちもこたえるようにステージにきもちがぶつかっていって。もうすべてを声に託してぶつけて。

最終日にはGuysですれ違っちゃうかもって言ってたけど、すれ違うんじゃなくて、お互いのきもちがぐんぐんおっきくなって加速して、二重らせんみたいになって、どんどんつよくなってひとつのかたちになってた、そんな体感だった

たぶん、トラジャもファンも、みんなみんないつもどおりだけど、いつもどおりじゃないってこと、わかってて、わかってるけど、今をたのしもうよって心意気だった、とおもう。その中でみんながリミッター解除して、もう全部ぜんぶGuysにぶつけてた、から、ぜったい、Guysやってた時間が世界で、宇宙で、いっちばんあつい夏だったって胸を張れるし、2017年夏は青山が六本木にきたり、カンパニーの最年少グループが2017年のプレゾンを間違いなく背負っていて、背負い投げしてぶつけてくるくらいで、だからなんかどっかの時空と時空の狭間にみんなでいたのかもしれないなっておもえるくらいだった

もう7人は、Travis JapanとしてGuysを踊るあの瞬間のためだけに、じぶんの命を燃やしていたから、きっと客席はそれを浴びてこたえるために命を燃やしていて。心が呼んでたし、心があつまってた、本当に。あのときのむせかえるような熱気はみんなの命があの瞬間のGuysのためだけに燃え上がっていたからだとおもうし、あんな熱気につつまれる空間なんてそう簡単にうまれるものではなくて。本当、うまくことばにできないのだけど。たぶん一生わたしの胸の中にごろんとあつい塊としてありつづけるんだろうな、とおもう

最後に\ガイズプレイゾーーーーン!/って叫んで、7人が拳を掲げたら、どーーーーーーんっていう重低音とともに白い幕が降りてシルエットがうつるのがつよすぎた、けど、つよいんだけど、もうすんごいうれしそうにわらってるの、とらびすじゃぱん。本当はへとへとへろへろのはずなのに、しあわせそうにわらっていて。この場面で、あんなにわらえるあのひとたちは本当につよいなあつよいなあって、思わずにはいられなくて。胸がほくほくしたりきゅーーーーーっとしたりしながら、でもものすごい満足感とか達成感とかに似たきもちで満たされた本編ラストだった

 

 

アンコールのどんちゅーげり、サビの「5秒前カウントダウン やる気だけBurn!」のみゅうとくんパート、真ん中にいるみゅうとくんをトラジャは囲んでしゃがんでキラキラ〜ってしてるし、客席はもうさいっこうにおっきな声で、ふぅーーーーーーーーーーーー!!!!!ってみゅうとくんに歓声をおくってた、みゅうとくんに届け!!!!!っていうみんなのおっきな声だった、みんなみゅうとくんだいすきだから!本当にね、みんなのスーパーヒーローなの、みゅうとくん

Wアンコでスパノバをがっつりと歌って踊りあげるとらびすじゃぱん、妥協しない、踊るということに誇りを持って最後まで走り抜ける姿がかっこよすぎて、わたしはshelterかなっておもった自分の頭をぽかぽか殴りたくなりました

最後はこれしかないだろって、どういう「これしかない」のニュアンスなのか推し量ることしかできないけど、でも7人にとってこれしかなかったんだなあって、それだけは事実なんだなあって、おもって。

Wアンコであってもスパノバを踊りきる、という彼らの選択に、客席は負けないように声でこたえていて。見えないけど、きもちのおおきさとかつよさが一緒で、キャッチボールできているみたいな感覚だった、第六感でつながってた、きっと

\ミ・アモーレ!/とか、しめちかラップでも

okay, let's do it \babe!/ 挑発的な\shake!/ feelin' so high, and もう\ガマンデキナーイ!/ 頭ん中\fever!/ もっと知りたい\deeper!/

って声がもうなんか自然とでちゃって、そこまでいける?っておもいながらも、考える前に叫んでたみたいなところがわたしはあって、声を出せそうなところ全部ぜんぶ出し尽くして。

もうたのしくって、きもちよくって、熱気に包まれたまんまみんなで走り抜けたWアンコだった、本当、なんでかわかんないけど、この不思議なちからってなんなんだろう、こんなことってあるんだっておもった、みんなのきもちで出来上がった最高のスパノバだった

みんなあの一夜だけのsupernovaを感じていたし、さいっこうにかっこよくてまぶしくてたのしくてしあわせで刹那的なスパノバだった

 

 

最後のあいさつで、うみちゃんがマイクはずして

おれらのことがすきかーーーー!!!本当にすきかーーーー!!!ついてこれるかーーーー!!!そのままでいてくれーーーーーー!!!!!!

って叫んでくれて、もう本当の本当に体から振り絞ってくれた全身全霊の叫びで、会場の空気がびりびり震えて、こころがまたびりびり震えて

そのままでいてくれって、こんなにうれしいんだって、とってもうれしくなったよ。うみちゃんもトラジャもそのままでいてくれーーーーー!!!!ってわたしもおもったよ、そのままでいてくれーーーーー!!!!

それぞれの挨拶が本当に愛にあふれていて、達成感とか自信に満ち溢れていて、わたしもみんなのこと、だいすきだよ、だいすきありがとう!!!ってずっとおもいながら見ていて。

順番的にみやちかくん最後になりそうだなあ、うぃるびーでおめめうるうるしてたけど、大丈夫かなあっておもいながら見ていて。みやちかくんにまわってきて、みやちかくんのお顔が一瞬で、ふえぇって、ふにゃってなってしまって。一生懸命なみだを堪えるこいぬみたいな顔して、ずりずりずりずり、奥にさがっていくみやちかくんがいて。

みゅうとくんが、今回ちゃかちゃんが引っ張ってくれたもんねって、声をかけてくれて。それはやさしさでもあり、どこかでちょっと正してくれるようなつよさもあった気がして。どこまでも、ものすごく頼れるおにいさんのみゅうとくん

わたしが見たみやちかくんは本当に泣きそうだったけど泣かなくて、つよかった。こうやってこのひとはまたつよくなっていくんだろうと、じんわりおもいながら見ていたよ

最後にみんなでTravis Japanしようってうみちゃんが言ってくれて。みんなでつくった最後の空間、すごくしあわせであふれてたよ、しあわせだった

みゅうとくんが言うんだから、奇跡だったんだよ、奇跡の公演だったんだよ

みんなで奇跡をつくりあげて、奇跡を見て、見届けた夜だった

みゅうとくん最後までずっとずっとわらっていて、捌け際に深くお辞儀をしてくれて。もうこちらのいろんな渦巻いてるおもいを、笑顔でぜんぶ受け止めてくれてた、とおもう。みゅうとくんは最後までやさしくてつよかった

7人の姿が見えなくなった後、時が止まったような、時間が流れて。そのあと自然におっきなおっきな拍手がおきて。あれが最後に7人に届く音だと、たぶんみんなおもっていたから、あの音が届いていたら、いいなあ

 

 

こんなにも、しあわせと刹那さが背中あわせなことって、あるんだろうかと、おもっていて。

いつか、とおもっていたことが、もうすぐそこに、隣にいて。だれもわるくなくって、だれにもどうしようもなくて。

刹那さがおおきくなってしまいそうだったけれど、そうならなくて、刹那さも膨らんでいくけれど、それよりもおっきなおっきなしあわせをずっと与えつづけてくれたとらびすじゃぱん7人がいたから、あんなにしあわせな公演だったんだとおもっているよ。

みんなとっっってもやさしいの、とらびすじゃぱん。

いつもありがとうって言ってもらってるから、ぼくたちがありがとうって言いたい、ありがとうって言うから、みんなはどういたしましてって言って〜〜!言い出すようなひとたちで。

わたしたちの\どういたしまして〜!/を浴びて、うれしそうにしている7人の顔がわすれられなくて。わたしは何回でもありがとうって言いたいし、あわよくばみんなにドヤ顔でどういたしましてって言ってほしいくらいなのに、こんなに大切にやさしくしてもらって、とらびすじゃぱん愛しいのかたまりすぎて、愛しいだよ〜〜!!!!!って世界中にさけびたい!!!!!!

不器用かもしれないけれど、みんなで顔を見合わせてにこにこしながら手をつないで、こちらにも手を差し伸べて、一緒にあるいていこうとしてくれる、とらびす平和やさしいかわいいじゃぱんが世界でいっちばんだいすきだよ!!!!!!!!

 

 

 
出逢えるまでの最後、愛してると〜! のあとバン!ってマイケルポーズで終わるみゅうとくんの下から6人がでてきて、ああ、みゅうとくんとらびすじゃぱんを上で背負ってたし、オリ曲「夢のハリウッド」は本当の本当に7人で掴み取った曲だよなぁって思いながら、いきいきとした顔で歌って踊ってタップしてステッキをあやつるトラジャをいつも見ていて。

目の前の今も、未来もとびっきりにきらきらしていて、夢を見ることをあきらめないきもちがふわっとやさしく湧いてきて。

きっとこの曲は、この今をずっとずっと引き連れていってくれるんだろうなあ、と思わずにはいられなかったし、そうおもっています

イツバもずっとずっと、9人も、8人も、引き連れていってくれているとおもっているし、わたしはそのシルエットを見ることから目を逸らさないでいこう、ともおもっています

 Travis Japanを愛することでどんどんつよくなっている気がしているよ、本当にいつもありがとう

 

 

 

しあわせの味がする、たまにちょっと甘酸っぱい、しょっぱい味に出会う、この夏の思い出のあめをもらったから、かんでしまわないように、奥ににがしたりしながら、大事に大事に味わっていくね

 

なんでってなんて、言わないけど

まだ夢から醒めてないよ