この夏の覇者がすきでした

新緑の季節にサマーステーション?もう夏のお知らせか…と思っていたのが、もうそのサマーステーションが今日で終わりを迎えました。チーム武、優勝おめでとうございました!

この夏わたしが愛した箱であるチーム覇のおはなしを残しておきます。




安井謙太郎・阿部顕嵐・宮近海斗・橋本涼井上瑞稀

5人のメンバーを見て思ったことは、異色ではあるけれどバランスがいいな、ということでした。Jr.のまとめ役、高3シンメ、中3コンビ。強烈な個性を出すでもない優等生があつまっている印象でした。こんなにシンプルに名前の羅列だけでこじんまりとまとまっているグループはなかったように思います。

リーダーの安井くんはメンバー内の関係をピラミッドにしないで、横並びにすることを選んでくれました。チーム覇は男の子の集まりなのに、誰も声を荒げることもなく、みんなで手をつないで同じ歩幅で進んでいたようにおもいます。そしてメンバー間だけでなくチーム覇を応援してくれているファンにもその手は差し伸べられていたな、ともおもっています。その雰囲気は彼らのパフォーマンスにも表れていたような気がします。

チーム覇は我武者羅に加えて今年から加わったチームで、ダークホース的存在だと紹介されていました。新鋭の覇は新しい種目なので目新しく有利では、という声もありましたが、年少の瑞稀を除く4人のメンバーがパフォーマンスバトル初参加、全員が初挑戦の種目で、他チームが用意した去年よりもレベルアップしたものと戦っていくことは、土台がない中で本当に大変だったろうと終わった今おもいます。

Surviveするために誰か蹴落とす? No way
傷つけあうことに意味なんてないんだ この手を掴めばいい We can get it all

チーム覇はダークホースと言われている自分たちを受け入れて、ダークホースらしく敢えてこのような選曲をしたのなら本当にできた人たちの集まりだと勝手にうるうるしています。

一緒にー!楽しんでる~?!そんな声がたくさん客席に投げかけられる覇ちゃんならではのステージづくりだったとおもいます。ギラギラと勝負に全力!というよりも、ステージに立ってパフォーマンスを見てもらう、ことを一番に考えていたのではないかなあと思います。お客さんと一緒に盛り上がって一緒に勝ちを掴んでいけたら、というチームだったような。

ちいさくて気がつけばぎゅっとくっついている覇ちゃん。チャンピオン、前半は個人戦だったのに後半になるとチーム戦がたくさん繰り広げられるバルコニーは眩しく、お互いに交じり合って影響を受けているのを感じてチームとしての成長を後半の公演で目の当たりにしました。



VS公演最終戦。チーム覇は白星をあげることができませんでした。結果発表後に再びステージに登場したチーム覇はみんな笑顔で“ステージに立つひと”でした。悔しさが滲む表情のうえに達成感にも似たようなこの夏を誇りにおもう顔が見えたことは忘れません。Summer 上々!!ではセンターに立ち盛り上げ隊長なみやちかくん。サビの「空も海も蝉の声も~♪」で2回天を仰ぐみやちかくん。最終公演のSummer 上々!!ではどんな思いでどんな表情でEXシアターの天井を見つめていたのかなあ。

Oh yeah!でひとりひとりを労うようにそれぞれに愛おしそうに絡む安井くん。この箱のおわりを噛みしめていたようにも見えました。やっと手にした短い間だけれど自分が所属する箱。その箱をとても慈しんで愛で大切に育ててくださったなあとおもいます。春の六本木、最年少シンメとして参加したあらちか。みやちかくんは勢いで喋っては安井くんに助けられていたし、顕嵐くんは発言することすら珍しかった。そんなふたりが夏の六本木では頼もしいシンメとなりました。きっとそれは安井くんがリーダーシップをとりすぎず、中堅であるあらちかに信頼をおいて自由に泳がせてくれたからだと感じています。みやちかくんから発せられるC&R、チーム覇はお客さんと一緒に、というコンセプトがあったからできたものなのかもしれないな、とおもっています。


やすいくん、あらちか、はしみずとそれぞれにこの夏他にも行くべき場所があるメンバーでした。それでも、きっとこの夏は彼らの中心、戻ってくるホームはチーム覇だったようにおもいます。だからわたしもこの夏は真っ直ぐにチーム覇に愛を注ぐことができたとおもっています。
この夏六本木の地下にこだましていた\明るくいきまっしょ~!!!/も、ガムシャララの\シャラララベイベ!/ \一緒にベイベ!/も、KQJの\さあさあみなさんご一緒に~!/も、Summer 上々!!の\上々!!/もキラキラ輝く覇ちゃんをさらに彩る最高のC&Rだったとおもいます!


チーム覇の表題曲といっていいOne Love。ロスが続く日々ももっと月日が流れてもこの曲を聴けばいつでも覇ちゃんへの愛で心が満たされる気がします。覇ちゃんのずるいところは歌わない2番にきっと言いたかっただろう言葉が込められているところ。余白をつかうおしゃれでどこまでもできたひとたちです!

わたしはこの夏、チーム覇色にしっかりと染められました。
\俺たちが覇者!チーム覇!!!/
おつかれさまでした!!!最高にかわいくてあつい夏をありがとう!!!







最後に覇ちゃんにぴったりの黄色い薔薇の花言葉を置いておきます。

友情・献身・可憐・美・さわやか・あなたを恋します

そして、黄色い小輪薔薇の花言葉

笑って別れましょう